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高校生の金融教育の教材に最適!「エコノミクス甲子園」エントリー開始

本&ニュース

2022年8月15日より、第17回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の募集が開始されました。今回は3年ぶりのオフライン開催となります。まずは地方大会へエントリーして、全国大会(都内にて2023年2月24日〜26日開催予定)への出場を目指しましょう。優勝チームには、なんとニューヨークへの研修旅行がプレゼントされます。

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エコノミクス甲子園とは?

「エコノミクス甲子園」は高校生なら誰でも参加できるイベントです。お金を増やすための教育ではなく、豊かな将来のために、金融と経済の知識を身につけることを目的としています。

同じ高校に通うペアを1チームとして申し込みをします。男女のペアはもちろん、学年や学科が異なっても構いません。参加費は無料で、全国大会では交通費や宿泊費が主催者側に負担してもらえます。

認定NPO法人金融知力普及協会(理事長:金子昌資)が主催しており、TwitterやYou Tubeでも情報配信されていますので、チェックしてみましょう。

引用元:第17回エコノミクス甲子園ホームページより
引用元:第17回エコノミクス甲子園公式Twitterより

参加の流れ

申し込み

インターネットのエントリーフォームへ入力するだけで手続きが完了します。申し込み時には「チーム名」の登録が必要です。参加当日の服装が自由なので、チーム名に合わせたコスプレで参戦し、会場の盛り上げ役をかってみるのもありですね。

各都道府県ごとに申し込みの締切日、地方大会の開催日が異なります。ホームページの地方大会リストより、早めに確認しておきましょう。

【注意】
新型コロナウイルス感染症により、一部の都道府県で地方大会の休止が決定しています。また開催予定の地方大会も「集合形式」「オンライン形式」による方法がありますので、ホームページの感染症に関する影響より確認しましょう。

事前学習教材が届く

申し込みが完了すると、参加チームの代表者へ事前学習教材が送られてきます。大会当時はこの教材からも出題されるので、予習をしておくことは必須です。金融と経済の知識がぎっしり詰まっているので、保護者の方も一緒に学習してみてはいかがでしょうか。

ホームページにはオンライン事前学習教材が公開されています。

地方大会

筆記クイズ、早押しクイズなどにより、勝ち抜いた1チームのみが全国大会への出場権を獲得します。地方大会が集合形式の場合は、参加チーム数に上限が設けられている可能性があります。ホームページの地方大会リストより、早めに確認しておきましょう。

なお、地方大会では参加に伴う交通費や宿泊費は、自己負担となります。

過去の地方大会の様子については、ホームページの大会報告書をチェックしてみてくださいね。

全国大会

見事予選を勝ち抜いた1チームが、2023年2月24日㈮〜26日㈰に都内の会場に集結します。大学受験を控えている高校生は、1〜2年生でのチャレンジが現実的かもしれませんね。

全国大会については、交通費や宿泊費は主催者側の負担となり、参加チームは招待されることになります。大会前夜にはレセプションが開かれ、参加チーム同士やさまざまな金融業界の来賓の方々との交流がはかられます。

全国大会は、予選ラウンド・準決勝・決勝の順でステージが用意されています。出題形式については、地方大会より難易度が高くなり、バリエーションが多岐にわたります。勝ち残っていくには、過去の大会報告書から出題パターンの研究が必要でしょう。

ニューヨーク研修

全国大会で優勝したチームがニューヨークへ招待されます。金融に関わる企業の訪問や業界で活躍する現地の方へのインタビューが予定されています。人生を変える場所や人との素敵な出会いが待っているかもしれませんね!

大会ホームページには、これまでのニューヨーク研修の写真ギャラリー研修旅行レポートが掲載されていますので、ぜひご覧ください。

「金融教育元年」だからこそ

今年度は学習指導要領が改訂され、成人年齢は18歳へ引き下げられました。同時に岸田内閣により、国民の現預金を積極的な資産運用へ誘導する「資産所得倍増プラン」が策定されました。これによりいよいよ本格的に、政府の方針が「貯蓄から投資へ」舵を切り始めました。

(引用元:中間層の資産所得拡大に向けて 日本証券業協会2022年7月20日)

今の高校生が大人になったら、必然的にNISAやiDeCoを始め、より投資性の高い金融商品を購入することになるでしょう。今回紹介した「エコノミクス甲子園」は、将来に備えてしっかりと準備できるよい機会になるのではないでしょうか。

(出所:第17回エコノミクス甲子園ホームページ

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