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【金融教育おすすめ本】日本の非常識は世界の常識から始める学び直し──田村耕太郎『君はなぜ学ばないのか?』

本&ニュース

【こんな人にオススメ】
いつも株価変動が心配
台湾有事の可能性を探りたい
覇権国家アメリカの行く末を知りたい

  • 著者:田村耕太郎
  • 書籍名:『君はなぜ学ばないのか?』
  • 出版社:ダイヤモンド社
  • 発売日:2025年9月17日
  • ページ数:400ページ
  • 価格:1,980円
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他の書籍と差別化できるポイント

本書が他の学び直し本と決定的に違うのは、著者・田村耕太郎氏の経験値と人脈の厚みそのものが、すでに圧倒的な差別化になっている点です。

日本国内では政府の内側で政策の現場を見てきた一方、海外の学びの場やビジネスの最前線から「外から見た日本」を捉える視点も持つ。だからこそ本書は、国内の出来事を国内事情で終わらせず、世界の構造や潮流の中に置き直して理解させてくれます。

扱うテーマも、地政学や社会の大転換といった俯瞰的な話から、最新のテクノロジー、AIがもたらす変化まで幅広い。日本で生活し、日本語の情報環境の中だけでニュースを追っていると、どうしても入ってきにくい価値観や世界の常識、進み方の違いがあります。本書はそこを明確に照らし出し、「日本の常識が世界の常識ではない」ことを痛感させてくれます。

そして優れているのは、気づきで終わらせず、次の行動へ移す「きっかけ」まで与えてくれる点です。時代の大きな転換点にいる今、視野を広げ、現実を正しく認識し、学びと行動を結びつけるための必須情報が詰まった一冊だと感じました。

安く買う秘訣、いい投資をするには、「大きく育つ可能性のある投資案件に早く出会う」「その投資案件の本質的価値に早く気づく」ことである。

莫大な被害と経済的損失を出していたが、今やめれば、やめると言った張本人は、その瞬間に「内なる敵」に抹殺される。こういうことは、各国のリーダーが熟知している。だから戦争を始めるコストが、現代においていかに莫大なものか身に染みて理解している。

SF小説は、科学や技術が現代以上に進化した世界を描いている。「これからどんな技術が生まれてくるのか?」「それを実装した社会は、どんなものになるか?」等について、たくさんのアイデアを提供してくれる。

著者紹介

シンガポール国立大学(NUS)リー・クアンユー公共政策大学院の兼任教授で、一橋ビジネススクール客員教授(2022~2026年)も務める教育者・研究者。元参議院議員として第一次安倍内閣で内閣府大臣政務官(経済・財政、金融など)を歴任し、政策の現場も経験。

早稲田大卒後、慶應MBA、デューク大学法律大学院、イェール大大学院など国内外で学び、山一證券でM&A業務にも従事。米国留学を経て大阪日日新聞社社長。

イェールやハーバードでの研究活動を経て、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」では当時唯一の日本人研究員となった。2014年からNUSで「アジア地政学プログラム」を運営し、600名超のビジネスリーダーが修了。

近年はUCサンディエゴ校でも地政学プログラムを主宰し、投資家としてOpenAI等を含む70社超のテック企業に投資。著書に『頭に来てもアホとは戦うな!』などがある。
(出典:Amazon)

本書を読むことで得られるメリット

  • 「日本の中だけでは見えない前提」を更新できる
    国内のニュースや常識を、世界の構造・潮流の中に置き直して理解できるようになります。「日本の非常識は世界の常識」というズレに気づき、視野が一段広がります。
  • 変化の時代を「不安」ではなく「戦略」で乗り切れる
    大転換期に必要な情報と視点が整理されることで、漠然とした不安が「何を学び、何をするか」という具体的な戦略に変わっていきます。
  • 次の行動に踏み出す「きっかけ」が手に入る
    認識を変えるだけで終わらず、学びを行動につなげる発想が得られます。「今の自分に何が必要か」「どこから動くか」を決めやすくなり、実践の一歩が踏み出せます。
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