国の制度である日本学生支援機構の奨学金以外にも、学校や各自治体、民間企業などの各種団体がさまざまな奨学制度を独自に設けていることはご存知でしょうか。令和元年度奨学事業に関する実態調査では、1,521の学校、1,100の地方自治体、1,188の民間団体が独自の奨学金を実施しています。
返済不要の「給付型」だけでも5,867制度の奨学金があります。「子どもに負担をかけなくないから奨学金はいらない」と判断してしまってはとても勿体ないはなしです。この記事では、これだけ読めば奨学金のメリットもデメリットもわかる書籍5冊を紹介させていただきます。
『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』
奨学金全般について、わかりやすく解説されています。
著者:竹下さくら
出版社:青春出版社
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『大学進学のための〝返さなくてよい”奨学金ガイド』
とにかく大学毎(国立、公立、私立)の奨学金制度1件、1件、細かく紹介されています。
著者:給付型奨学金研究会
出版社:産学社
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『奨学金を借りるとき返すときに読む本』
奨学金のリスクとその対策がわかりやすく解説されています。
埼玉奨学金問題ネットワーク代表の柴田氏と、弁護士の鴨田氏の共著で、奨学金の返済問題や多重債務の相談経験を踏まえてのアドバイスが網羅されています。
著者:埼玉奨学金問題ネットワーク
出版社:弘文堂
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『奨学金まるわかり読本2021:借り方・返し方・活かし方徹底アドバイス』
年間講演数150を超える、奨学金アドバイザー久米氏による書籍です。Q&A形式で64の事例がとても参考になりますよ。
著者:久米忠史
出版社:合同出版
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『今こそ「奨学金」の本当の話をしよう。』
サブタイトルは、「貧困の連鎖を断ち切る「教育とお金」の話」。
奨学金を借りることが心配な方は、この本を読んで判断してみることをおすすめします。海外の学費や奨学金制度についてもまとめてありました。
著者:本山勝寛
出版社:ポプラ社
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