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【金融教育おすすめ本】『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』(高市早苗 編著)

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【こんな人にオススメ】
デフレ脱却・成長投資・核融合など将来シナリオを俯瞰したいあなた
報道の要点だけでは掴みにくい高市総理の考えを、一次情報で的確に把握したいあなたあなた
日本の将来に不可欠な力(外交・防衛・経済・技術・情報・宇宙・人材)を整理して学びたいあなた

  • 編著者:高市早苗
  • 書籍名:『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』
  • 出版社:産経新聞出版
  • 発売日:2024年8月30日
  • ページ数:368ページ
  • 価格:1,870円
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他の書籍と差別化できるポイント

分野を横断する「全体設計図」

序章で国際社会の現実と「総合的な国力」が必要な理由を示し、第一章(外交)から結び(人材)までを一枚の地図のように見渡せる構成です。一つの分野の専門書では分かりにくい、各分野の関わり(外交・情報・防衛・経済・技術・宇宙・人材)がよく理解できます。

金融教育にもつながる「お金の視点」

外交・情報・防衛といったテーマも、為替・物価・賃金・サプライチェーンなど、日々の判断(貯蓄・投資・リスク管理・キャリア)に活かすことができます。著者が進めようとしている「積極財政」が具体的にどのような分野で、どう使われるのかを理解する上で、大きな助けとなるでしょう。

専門家による「現場の生きた知見」

著者の論考に加え、大使、研究者、元将官、政策実務家といった多様な専門家の講演と質疑応答を、章ごとに収録。外交(第1章)、情報法制(第2章)、安全保障(第3章)、経済運営(第4章)、産業・技術(第5章)、宇宙(第6章)、人材(結び)について、複数の視点からバランス良く学べます。

「今日のニュース」と「長期的な課題」をつなぐ

スパイ防止、情報セキュリティ、経済戦略、技術開発、人材育成など、日々のニュースになる話題と、国としての長期的な課題を同じ枠組みで解説。金融教育で重要な「時間の流れ」(短期の変動、中期の投資、長期の構造)を意識しながら学ぶことができます。

この数年間で激変する国際情勢を目の当たりにして、私たち日本人が思い知ったこと⋯⋯。 それは、 国連安全保障理事会の拒否権を持つ大国が「外交」を制し、核兵器を持つ大国が「軍事」を制し、資源を持つ大国が「経済」を制するという国際社会の現実です。
そのいずれも持っていないのが、現在の日本です。
出典:『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』

2022年8月10日以降の約2年間、私が閣僚として担当してきた宇宙政策は、「国力」の全要素を包含するものであり、宇宙システム(人工衛星や、人工衛星のロケットでの打ち上げ、 それらを維持・運用・利用するシステム)は、「国力」の基盤ですので、ここに書かさせていただきます。
2022年2月に勃発したロシアによるウクライナ侵略の直後から、私たちが改めて思い知らされたことは、宇宙システムの利用が生死を分けるということでした。
出典:『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』

国家安全保障戦略で示された総合的な 国力の要素は 外交力 防衛力 経済力 技術力 情報力ですが 私はこれらの全てに関わる重要な要素が人材力だと思っています
出典:『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』

著者紹介

高市早苗(たかいち・さなえ)

1961年(昭和36年)生まれ、神戸大学経営学部卒業、松下政経塾卒塾。
米国連邦議会Congressional Fellow、近畿大学経済学部教授(産業政策論・中小企業論)を歴任。衆議院では、文部科学委員長、議院運営委員長等を歴任。

自由民主党では、政務調査会長(3期)、経済安全保障対策本部長、日本経済再生本部長、サイバーセキュリティ対策本部長(3期)等を歴任。内閣では、通商産業政務次官、経済産業副大臣(3回任命)、内閣府特命担大臣(5回任命)、総務大臣(5回任命、史上最長在職期間を記録)を歴任。
2024年7月現在は、衆議院議員(9期)、自由民主党奈良県第2選挙区支部長、経済安全保障担当大臣、内閣府特命担大臣(クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策)。

著書に「日本の経済安全保障国家国民を守る黄金律』(飛鳥新社)、『美しく、強く、成長する国へ。一私の「日本経済強靱化計画」一』(ワック)、『アズ・ア・タックスペイヤー」(祥伝社)、『サイバー攻撃から暮らしを守れ!』(編著・PHP研究所)、『ハト派の嘘』(櫻井よしこ氏との共著、産経新聞出版)などがある。
(出典:『国力研究 日本列島を、強く豊かに。』)

本書を読むことで得られるメリット

  • 外交・情報・防衛・経済・技術・宇宙・人材。これらの分野がどのようにつながっているか(相互作用)が分かります。一つの視点にとらわれない、複眼的な考え方が身につきます。
  • 宇宙やAI兵器といった最先端の技術と、それを社会で安全に使うためのルール(法律・倫理・運用)について、大切なポイントを短時間で学べます。
  • エネルギー、資源、生成AI、核融合といった分野への投資を、単なる「支出」としてではなく、「未来の経済を成長させるため」と捉える視点が得られます。
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