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お金を貯めるために口座をつくるときのポイント6つ を紹介します

お金のはなし

長引く低金利のなか通帳の有料化が広がり始めています。お金を管理するにあたり、少しでも便利でオトクな口座を選びたいですよね。これから口座を作ろうとするあなたに役立つポイントをご紹介します。

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貯金(預金)とは

ズバリお金を貯めることです。銀行にお金を預ける行為ともいえます。まとまった資金がないと欲しいものが買えなかったり、旅行に行けなかったり、病気などで発生する思いもよらぬ費用を払えなかったりします。

いざというときに困らないようにコツコツお金を貯めておくことを貯金といいます。貯める以外にも、まとまったお金がすでにあれば安全に預けておくことを預金といいます。

貯金と預金のちがい

お金の預け先のちがいです。貯金は郵便局、預金は銀行へ預けるときに使われます。郵便局や銀行などを「金融機関」といいます。金融機関は皆さんから預かったお金に利息を付けてくれます。同時にそのお金は住宅ローンなど個人への貸出や企業への融資、債券(国債・社債)や株式、不動産などへ投資され、運用されます。

貯金・預金 お金の流れイメージ図

※以降は貯金も預金もまとめて「預金」と記載します。

金融機関の種類

ライフスタイルや職業に合わせて、自分にあった金融機関を選びましょう。主な利用先の候補は以下のとおりです。

「銀行」
預金や貸出はもちろん、業務は広範囲に渡ります。都市銀行4行(みずほ、三井住友、三菱UFJ、りそな)をはじめ、地方銀行62行、第二地方銀行37行などに区分されます。
※令和3年11月22日時点

「信用金庫」
地域のひとや個人商店、中小企業との取引がメインです。銀行よりもゆる〜い感じの金融機関です。

「ゆうちょ銀行」
預かり額は金融機関のなかで最大級。店舗の数やATM台数が最も多いです。銀行や信用金庫などのように、金融商品の販売や融資にはあまり積極的ではありません。

「農協(JA)」
組合員(主に農家)の経営や生活をお金の面から支えることが役割です。

他にも店舗を持たないネット銀行があります。家賃や人件費をおさえ、金利が優遇されている傾向です。ソニー銀行、楽天銀行、あおぞら銀行、イオン銀行など。

預金の種類

毎月コツコツ貯めるとき、まとまったお金を一括で預けるとき、2通りの使い方があります。

まずコツコツ貯めたいときには「積立定期預金」を利用しましょう。「積立定期預金」とは、毎月決まった日に預金の積立をして、目標額を目指す定期預金です。進学、旅行、住宅購入資金など目標額を設定した貯蓄に用いられます。

そして、ある程度まとまったお金になったら「定期預金」をうまく利用しましょう。
「定期預金」とは、1年後、3年後など預入期間を決めて満期日まで原則引き出しができませんが、普通預金より金利が高めに設定してあります。

さらに1,000万円から預け入れ可能な「大口定期預金」があります。一括で預け入れて利用します。金額と期間に応じた金利が設定される自由金利型定期預金です。

普段の生活費などは「普通預金」で対応します。「普通預金」とは、自由に預け入れ、払い戻しができる預金口座です。銀行取引の基本となる預金となります。公共料金や家賃などの自動支払い、給与や年金などの自動受け取りができます 。

「総合口座」とは、普通預金と定期預金などの長所を組み合わせたものが総合口座です。「ためる」「ふやす」「受け取る」「支払う」「借りる」といった機能がセットになっています。
(出典:一般社団法人全国銀行協会

口座のつくり方

お店を構える金融機関なら店頭の窓口にて、インターネット銀行ならパソコンやスマホから申込みが出来ます。本人確認書類があれば誰でも口座を作れます。未成年者の場合は、原則保護者の同意が必要になります。詳細は各金融機関へお問い合わせください。
「本人確認書類って何?」一般社団法人全国銀行協会

万が一、金融機関が経営破綻した場合には、1人あたり1金融機関ごとに「元本1,000万円とその利息」までが保護されます。
(出典:金融庁 預金保険制度

最近のトレンド

各金融機関は経費削減、生産性を向上させるべく、店舗の統廃合を進めています。今身近にある店舗やATMは、今後ますます減っていくでしょう。また通帳の新規発行有料化や未利用口座への管理手数料など、コストがこれまで以上にかかるようにもなってきています。

いっぽうネット銀行だけでなく、実店舗のある金融機関でもオンライン口座が開設できるようになり、その場合には時間外手数料や振込手数料を無料する特典なども設けています。無人化、ペーパーレス化、オンライン化が進んでいます。

まとめ

物を買うにしても、投資を始めるにしても、ある程度まとまった資金を準備することから始まります。ライフスタイルにあった金融機関を選び、普通預金と定期預金をうまく活用することがポイントです。

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