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これでスッキリ!「よくわからないまま加入している」自動車保険の基本をわかりやすく解説

お金のはなし

「よく分からないけど、担当者に言われるまま契約している…」「今の自動車保険、毎年同じ条件で更新しているけど、これで大丈夫?」そんな不安を抱えていませんか?

自動車保険は大きな事故に備えた大切な保険ですが、内容が複雑でなかなか自分で調べる機会がない方も多いはず。

そこでこの記事では、自動車保険の基本的な内容や選び方のポイントを、初心者にも分かりやすく解説します。自分の保険の内容をしっかり理解して、安心できるカーライフを手に入れましょう。

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【第一部】自動車保険の超キホン!これだけは押さえておこう

まず、自動車保険で必ず知っておきたい基本ポイントを5つご紹介します。

強制保険(自賠責保険)と任意保険の違い

自動車保険には「強制保険(自賠責保険)」と「任意保険」があります。

  • 強制保険(自賠責保険):法律で義務付けられた最低限の保険。他人への身体損害だけをカバー。
  • 任意保険:自賠責で足りない部分を補うための保険。人も物も広くカバーでき、高額な損害にも対応可能。

任意保険の主な補償内容

任意保険は、主に以下の4つの補償から構成されています。

  • 対人賠償保険:例えば、交差点での出会い頭の事故で相手が大ケガをしてしまった場合、相手の治療費や休業損害、慰謝料などを補償します。
  • 対物賠償保険:駐車場で誤って他人の高級車や店舗の壁を壊してしまった場合、その修理費用や営業損失を補償します。
  • 人身傷害保険:自身や同乗者が事故でケガをした場合、治療費や入院費を過失割合に関わらず補償します。例えば、運転ミスで電柱に衝突し、同乗していた家族がケガをした際にも役立ちます。
  • 車両保険:自分の車が事故で大きく破損したり、台風や洪水などの災害で損害を受けた場合、車の修理や買い替え費用を補償します。

「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」はどう違う?

「自分や同乗者のケガに備える」という点で似ているこの2つの保険。大きな違いは保険金の支払われ方にあります。

  • 人身傷害保険: 治療費や休業損害など、実際にかかった損害額を過失割合に関わらず補償します 。いわば「かかった費用の実費精算」です。
  • 搭乗者傷害保険: 実際の損害額とは別に、ケガの部位や症状(入院・通院日数など)に応じて、あらかじめ契約で定められた「定額の一時金」が支払われます。

人身傷害保険を基本の補償とし、搭乗者傷害保険は治療中の当座の費用などに充てる「上乗せのお見舞い金」のようなイメージで捉えると分かりやすいでしょう。

高額な賠償リスクへの備え

事故による損害賠償は時に億単位に及ぶことも。自賠責保険だけでは不十分なので、任意保険の「対人・対物賠償」は「無制限」で加入することが一般的です。

任意保険の契約方法

任意保険の契約方法は主に以下の2つです。

  • 代理店型:保険代理店やディーラーなどの専門家に対面で相談し、自分に合ったプランを一緒に決める方法。保険の知識がない人でも質問しながら丁寧に説明を受けられるため安心感がありますが、その分、保険料は比較的高めになることが多いです。
  • ダイレクト型:インターネットや電話で自分で直接保険会社と契約する方法。人件費や店舗費用が抑えられるため、代理店型に比べて保険料が割安になります。一方で、自分で保険の内容をよく理解して選ぶ必要があるため、最低限の知識は必要です。

自分の理解度や希望に応じて選びましょう。

保険料の仕組みと割引制度

保険料は主に以下の要素で決まります。

  • 年齢:若いドライバーや高齢者は事故リスクが高く、保険料が高くなります。
  • 車種や型式:統計上の事故率が高い車、修理費が高額になる車は保険料が高くなります。
  • 補償内容:選択した補償の種類や補償額が高額になるほど、保険料も高くなります。

また、保険料を抑えるためには様々な割引制度があります。

  • 等級制度:無事故が続くと保険料が段階的に割引されます(最大20等級)。
  • 年齢条件割引:運転者の年齢を限定することで割引が適用されます。
  • 運転者限定割引:運転者を夫婦のみや本人に限定することで保険料が割引されます。
  • 安全装置割引:エアバッグやABSなど安全装置が装備されている車は保険料が割引になります。

割引制度を上手に活用して、無駄のない保険料設定を目指しましょう。

【第二部】意外と見落としがちな重要ポイント3選

次に、知っておくと役立つ、意外と見落としがちなポイントを3つご紹介します。

事故発生時の初期対応

事故が起きたときは次の手順を落ち着いて行いましょう。

事故連絡は代理店担当者より「事故受付センター」がおすすめな理由

代理店型の保険に加入していると、万一の際はまずお世話になっている担当者に連絡しようと考えがちです。しかし、事故直後の「第一報」は、保険会社の「事故受付センター」へ直接電話することを強くおすすめします。

理由は、事故対応の専門部署である事故受付センターなら24時間365日、専門のスタッフが的確な初期対応を指示してくれるからです。夜間や休日など代理店の営業時間外でも、レッカーの手配や相手への対応、病院での手続きなどをスムーズに進めることができます 。

もちろん、事故受付センターへ連絡した後、落ち着いてから代理店の担当者へ報告すれば、今後の手続きについて親身にサポートしてくれます。事故直後のスピーディーで確実な対応のために、「最初の電話は事故受付センターへ」と覚えておきましょう。

免責金額(自己負担額)の意味

免責金額とは、事故時に契約者自身が負担する金額のことです。車両保険を付けるときに検討することが一般的です。免責金額を上げると保険料は安くなりますが、事故時の自己負担は増えるため、バランスを考えましょう。

特約(オプション)を上手に活用しよう

基本の補償に加えて「特約」を追加すると、自分に合った保険になります。付けておくと安心な特約には下記のようなものがあります。

  • 弁護士費用特約:トラブル時や無過失時の弁護士費用をカバー
  • 代車費用特約:修理時の代車費用を補償
  • ロードサービス特約:車の故障時のサービス(車両のレッカーや応急処置)

特約を賢く選んで、自分だけの安心を作りましょう。

まとめ

自動車保険は初心者にとって少し難しく感じるかもしれませんが、大切なポイントさえ押さえれば難しくありません。今回お伝えした基本の知識と選び方を参考に、自分にピッタリの保険を見つけて、安全で楽しいカーライフを送ってください!

迷ったら、ウェブサイトで保険料の見積もりを取ったり、専門家に相談することをおすすめします!

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