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5分でわかる!投資の基本に関する6つのポイント

お金のはなし

少しでも今の収入を増やしたいと思ったときに、投資は気になる選択肢の一つ。
日本証券業協会の調査によると、新型コロナウイルス感染症拡大以降、20〜30代では「株式を初めて買った6.6%」「株式の投資額を増やした15.4%」となっています。
(個人投資家の証券投資に関する意識調査2021年10月20日)

今から投資を始めたいけど、不安を感じているあなたへ投資の基本を5分でお伝えします。
この記事は金融教育普及のため、特定の金融商品の販売を目的としていないので、全体像を簡潔にまとめています。

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投資を始める前に

投資とは、資金を必要とするところへお金を預けて、資産運用をすることです。
投資の対象は、企業の事業や国内外の政府、不動産などが一般的です。あなたが投資したお金は、世の中を循環し、世界の経済や人々の暮らしに役立ちます。

投資が与える経済効果イメージ図

投資とギャンブルの違い

「投資=ギャンブル」ではありません。
まず、投資は誰かのためにお金を運用し、資産を増やすことを目的としていることに対して、ギャンブルは自分だけが楽しむ遊びです。

そして投資は資産の価値が上がったり、下がったりするものの、一瞬にして無くなることはありません。いっぽうギャンブルは勝てば、当たれば、お金は増えますが、多くの人はゲーム終了と同時に掛け金は戻ってきません。主催者の利益が最優先され、残ったお金を奪い合っているわけです。

続いて投資のコツである、商品の違いを知ること、リスクを知ること、リスクを軽減させることを順にお伝えします。

主な投資の商品

以下にこれから投資を始めるときに対象となる、主な商品をまとめました。

初めて投資をするときに対象となる主な商品例
投資信託のしくみイメージ図

4つの投資リスク

リスクとは「不確実性」を意味します。「リスク=危ない」ではありません。
以下の4点を知っておくと、対策を検討でき、資産運用を成功させる近道です。

4つの投資リスク解説表

リスクを軽減する3つの方法

どの商品を選んでも不確実性(=リスク)については、大なり小なり避けられないわけです。少しでも軽減するために資産、地域、時間を分散し、バランスを保つことが効果的です。

株式と債券、不動産はそれぞれ特性が異なります。信用リスク、流動性リスクを軽減してくれます。
投資信託は、さまざまな資産へ分散投資している商品が多く、少額から購入できます。
(※リート:不動産へ投資する投資信託の名称)

言い換えると投資先の国を分散することです。日本だけでは、国内の景気低迷や物価変動、金利変動リスクをカバーしきれません。海外の資産へ投資することによって、信用リスク、流動性リスク、金利変動リスクを一カ国で抱えることなく、リスクの軽減につながります。

できるだけ長く投資をし続けること、買い続けて購入のタイミングを分散させること、を意味します。そのためには早いうち(若いうち)から、投資を始めることが最善の策です。
積立投資という手法は、手軽にできる時間の分散です。

投資の始め方

預金は銀行、株式・債券・投資信託は証券会社、不動産は不動産会社へ依頼することになります。銀行や証券会社は、店頭でもインターネットでも取引が可能です。インターネットは店舗やスタッフへのコストがかからない分、手数料が安く設定されている点が特徴です。

オススメはネット証券でつみたてNISAから初めてみることです。積立投資が少額からできることに加えて、資産・地域・時間の分散が可能だからです。

まとめ

投資は自分のためだけでなく、世の中のためにも役立ちます。具体的に商品を買う場合は、それぞれがもつ4つのリスクの特性を把握しましょう。同時に商品を組み合わせることによって、リスクは分散され、軽減されます。
不動産の現物投資は難易度が高いですが、安定収入が確保できるのでぜひチャレンジしたい投資の一つのです。

商品ごとにわけたリスクの要素と分散の効果 イメージ表
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